日本 1-0 コートジボワール 2008年5月24日(土) 愛知・豊田スタジアム
得点:玉田

6月のワールドカップ予選連戦に向けての試金石、キリンカップ。
召集された27名の中には、ヨーロッパのシーズンを終えた中村俊輔、松井大輔、長谷部誠らの名前が。
そして、スタメンは予選のバーレーン戦から大久保・駒野・今野・中澤以外の7名を入れ替えた4-4-2。
序盤、右サイドから仕掛ける松井。
彼の仕掛ける姿勢からテンポを掴む日本。しかし少々、ワンパターンな感も。
そろそろリズムを変えたいな・・・思った5分過ぎ、左タッチライン際をオーバーラップした闘莉王から長友にスルーパス。
深く抉った長友がグラウンダーのクロスを中央へ。走り込んだ大久保だが、スリッピーなピッチ状態のためかボールのスピードに間に合わずシュートはゴールを大きく右に逸らしてしまう。
展開自体はダイレクト・プレーが連続したスペクタルなシーンだった。
14分左CKから大久保が合わせるも、DFがゴールライン上でクリア。
日本の良い展開が続く。
そして20分、中盤今野のパスが大きく右に開いた長谷部へ長谷部からの鋭いクロスにファーで左足ボレーで合わせたのが玉田!

GKの股を抜いてGOOL!
ニア側でDFを引き付けて玉田をフリーにした大久保とのコンビネーションが光る美しいゴールだった。

後半の序盤はコートジボワールが主導権を握る展開。
得意の身体能力で上手くファウルを誘ってはFKのチャンスをゲットしていく。
14分に獲たゴール目前30数メートルでの直接FKは楢崎が何とかはじいてセーブ。
日本は中盤でタメをつくれる選手が不在でボールを奪ってもバックラインが押し上げる時間を作れない。
数日前にチャンピオンズ・リーグ決勝を戦ったエース ドログバ(チェルシー)を欠くコートジボワールは2日前にキリンカップ緒戦(VSパラグアイ)をこなした疲れがあるはずだが、日本の深い守備にも助けられて依然ポゼッションした状態で時折鋭いミドル・シュートを放ってくる。
俊輔が合流すればこの問題は解消されるのだろうか?
停滞感を打破するべく、29分松井OUT⇒香川IN、玉田OUT⇒矢野IN。
しかし相変わらす日本は受けに回っている。
この辺は前述のキープの問題に加え、中盤でのDFにも理由が求められそうだ。
どうも、連動してのボール奪取というシーンが見られないのが気がかりだ。
ボランチが即席コンビだからか?
とはいえ、コートジボワールもペナルティ・エリア付近までボールは運ぶものの、もう一工夫が足りず決定的シーンが作れない。
そのまま終了。
試合通じて、ゴールシーン以外にこれといった見所は無かった。
大会前の合宿でかなりフィジカル的に追い込んだということもあり、体調は80%程度という報道もあったが、戦術面(特に終盤の守備)での意図が見えなかった所が気になる。
次のパラグアイ戦でどう修正されるか注目だ。